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父が認知症になったのだメルアド

2011年10月18日

ハリウッドではどう描く?

先週の金曜日、

父がデイサービスに出掛けた後

映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」

を観て来ました。



この作品は

アルツハイマー型認知症の父親を持つ

科学者が主人公で

アルツハイマー病に関する新薬が

ストーリーのカギ
になるとのことで

観る事にしました。


まだ作品が公開中なので

ストーリーや俳優などの情報は公式サイト

確認していただきたいのですが、

全体的にあっと言う間に

話の展開が進んでしまった印象でした。


でも、驚いたのが

主人公のウィルが父親に

臨床実験前の薬を投与してしまう場面で

「おいおい。それって犯罪だろ?」

って思わず突っ込んでしまいました。

いくら父親の病気が心配とは言え

そんな行動を息子が取るのだろうか?

ちょっと話が強引じゃないのか?



それとウィルの父親・チャールズの

認知症による問題行動は、

少し極端な部分もありましたが

「だいたいこんな感じかな・・・」

と言った印象。

認知症患者を演じる事はとても難しいものだと

改めて感じました。



でも、

実際に息子のウィルが

父親の問題行動に

悩む場面が少なかったのが私には

納得がいきませんでした。

何だか、問題行動に困っているのではなくて

父親の病気を治す事にしか頭が行かない

科学者の姿を映し出している感じで



「もう一歩、認知症患者の

介護の苦労に迫ってくれたら

良かったのに・・・」


と思いました。


ですがこの作品は、あくまでも

チンパンジーのシーザーが

主役なので仕方が無いところですか。


それともう一つ。

アルツハイマー病への新薬の開発が

金儲けの材料として描かれているのは

どうもいただけません。



それ以外の場面では

天才チンパンジーのシーザーが

あらぬ虐待を受け、人間界との決別を

決意する場面には、ホロッと来ました。


話をまとめますが

アルツハイマー型認知症患者の介護

と言う角度から観ると

残念ながら中途半端な作りに感じました。


ですが近未来を描くSF映画としてはとても

見応えのある作品だと思います。


やはり認知症患者を正しく描く事が出来るのは

私たち介護ブロガーしかいないんですね。

ハリウッド映画とは言え、

娯楽作品では不可能なのだと実感させられました。


とりあえず介護を離れて映画を楽しんだので


これでいいのだ。


posted by Ryunosuke at 21:46| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする